2005年2月21日（月）12：50

ジスカールデスタンEU憲法会議議長はEU憲法の広報活動強化を求める

パリ（AFP）

フランスのヴァレリー・ジスカールデスタン元大統領は、EU憲法の内容を周知する一層の広報活動を求めた。フランスの国民投票の計画を踏まえ、元大統領は月曜日民間ラジオ局のRTLで、EU憲法会議*に参加した12名のフランスの委員を、「賛成」票を獲得するべく共同キャンペーンに動員することを提案した。フランス選出の委員にはドミニク・ドヴィルパン前外相や欧州委員として憲法会議に参加したミシェル・バルニエ外相、ならびに欧州議会やフランス国民議会の左右両派の議員が含まれている。

原題：Giscard d'Estaing fordert mehr Aufklaerung ueber EU-Verfassung

*訳注：「EU憲法会議」は正式には「EU将来像会議」。EU改革会議などとも呼ばれる。加盟国・加盟候補国から選出された105名から構成される会議は、2002年2月28日に発足し、ほぼ１年半の協議を経て、2003年7月10日にEU憲法草案を完成させた。